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【2026年最新:食肉市場の最前線と、プロが明かす「肉のポテンシャル」を引き出す新常識】

  • 執筆者の写真: nakamura nukukobo
    nakamura nukukobo
  • 5 日前
  • 読了時間: 4分

皆様、こんにちは。株式会社中村畜産でございます。


日頃より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。


2026年も1月が過ぎようとしております。

暦の上では間もなく立春を迎えますが、寒冷な気候が続く中、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


私共中村畜産は、本年も「食の安全」と「確かな品質」を最優先に、皆様の食卓を支えるパートナーとして邁進してまいる所存です。


本日は、2026年初頭の最新市場動向に加え、これまで語られることの少なかった「お肉の最新科学」に基づいた豆知識をお届けいたします。



■ 2026年1月最新:食肉市場の動向と相場について


現在の食肉市場は、年末年始の反動を受けつつも、特定のカテゴリーにおいて興味深い動きを見せています。


1. 和牛(Wagyu)市場の最新動向

2026年1月の和牛相場は、去勢・雌ともに前月比で「弱含み(やや値下がり)」の傾向にあります。

* 最新トピックス: 最需要期を過ぎたことで、A5ランクなどの高級格付けも、1月後半に入りメリハリのある相場展開となっています。一方で、インバウンド需要の質が変化し、霜降り量だけでなく「和牛特有の香り」を重視した選別が強まっており、特定の産地や血統に注目が集まっています。


2. 国産牛の市場動向

交雑種(国産牛)は、昨今の物価高による消費者の「値ごろ感」へのシフトを背景に、飲食店・小売店からの引き合いが非常に強くなっています。供給は安定していますが、輸入牛肉との価格差が縮まっているため、相対的に品質の高い国産牛のシェアが拡大しています。


3. 豚肉の最新相場

豚肉は、国内の飼料自給率向上の取り組みや「ケージフリー(平飼い)」などのアニマルウェルフェアに配慮した生産体制が普及し始めています。1月は安定した出荷頭数が確保されており、相場は落ち着いた推移を見せていますが、春の需要期に向けた在庫確保の動きが始まっています。


> 【引用・参考元】

> * JA飛騨ミート「2026年1月19日開催 牛枝肉相場」

> * 畜産技術協会「アニマルウェルフェア最新情報(2026年1月29日)」

> * 農畜産業振興機構(alic)「食肉の需給動向」

>



■ 畜産最新情報:アニマルウェルフェアと「味」の相関


2026年現在、日本の畜産業界では「アニマルウェルフェア(動物福祉)」への取り組みが加速しています。

直近のシンポジウム(2026年1月開催)でも議論された通り、ストレスを最小限に抑えた飼育環境は、家畜の体内の「グリコーゲン」蓄積を助けます。これが屠畜後の「乳酸」への変化を緩やかにし、結果として肉のpH値が理想的な範囲(pH5.5前後)に収まるため、保水性が高く、加熱してもパサつきにくい肉質を実現することが科学的に証明されつつあります。中村畜産では、こうした最新の科学的知見に基づいた食肉の選別を行っております。



■ 食肉の豆知識:プロが教える「食肉の新常識」


1. 「コールドスタート」が肉を柔らかくする?

厚切り肉を焼く際、これまでは「フライパンを熱してから」が常識でした。しかし最新の調理科学では、冷たいフライパンにお肉を置いてから弱火で加熱を始める「コールドスタート」が注目されています。

急激な熱収縮を防ぐことで、筋繊維の破壊を最小限に抑え、高級和牛のようなしっとりとした焼き上がりをご家庭でも再現できます。


2. 豚肉の脂肪は「天然のフィルター」

豚肉の脂肪(脂身)には、その豚が食べてきた飼料の性質が最も顕著に現れます。良質な豚肉の脂身が「白い」のは、酸化しにくい飽和脂肪酸が多く、鮮度が高い証拠です。逆に脂身が「黄色」がかっているものは、不飽和脂肪酸の酸化が進んでいる可能性があり、プロはここを鮮度判定の最優先項目としています。


3. 赤身肉の「ブルー」という鮮度

カットした直後の牛肉は、実は「赤」ではなく「暗い紫色(ブルー)」をしています。これはヘモグロビンが酸素に触れていない状態であり、最も酸化が進んでいない「切りたての証」です。数分後に酸素と結びついて鮮やかな赤色(オキシミオグロビン)に変わりますが、本当のプロは店頭でこの「紫がかった肉」を見つけた際に、迷わず最高鮮度のものとして選びます。



私たち中村畜産は、単にお肉を流通させるだけでなく、日々進化する畜産科学や市場動向を正しく理解し、価値ある情報として皆様にお届けすることを誇りとしております。

時代と共に調理法や保存技術も変化しますが、私たちが追求する「誠実な品質」に変わりはありません。


仕入れに関する戦略的なご相談から、特定の用途に合わせた最適な部位の提案まで、食肉に関することなら何でも中村畜産にお任せください。


春の足音が聞こえるまであと少し。

美味しいお肉で心も体も満たし、健やかな日々をお過ごしいただけますようお祈り申し上げます。


今後とも株式会社中村畜産を何卒よろしくお願い申し上げます。



お見積もり、お問い合わせは無料でございます。

お気軽にお問合せ下さい。


株式会社 中村畜産


〒343-0026 


埼玉県越谷市北越谷2-7-5


TEL: (048)974-1007 FAX: (048)978-1867



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