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6月  食肉の需給動向

  • 執筆者の写真: Y Sakuyama
    Y Sakuyama
  • 6月10日
  • 読了時間: 5分

先程、気象庁は関東甲信と北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表がありました。合わせて大雨による土砂災害などの警報も発令されました。ここ1カ月は安定しない天気とお付き合いになるかと思います。初夏の熱中症対策も十分お気を付けください。

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畜産物(食肉)の需給予測及び需給動向



食肉の需給動向には、食肉の需給及び枝肉卸売価格等の図表を掲載しております。

以前に掲載しておりました需給動向等の情報については下記リンクをご参照ください。





情報提供:農畜産業振興機構 畜産振興部 

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農林水産省公表


和牛肉の需給動向について解説する資料を作成しています。



情報提供元:農林水産省公表

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和牛の振興計画見直しへ 鳥取和牛の赤身肉新ブランド検討も


県産和牛の生産や販売に関する方針や目標値などをまとめた「振興計画」が見直されることになり、新たなブランドの開発を進めることが盛り込まれる見通しです。


この振興計画は県産和牛の生産や改良、加工流通販売などの目標値を県が定める基本方針で、令和3年に初めて策定され、ことし5年に1度の改訂時期を迎えます。


県産の和牛をめぐっては、令和2年から2年連続で全国1位となった県内の子牛市場の平均価格が去年は23位に落ち込んでいるほか、飼料や資材の価格高騰で畜産農家の経営が圧迫されるなど厳しい情勢が続いています。


こうしたなか、県では新たな計画に他の産地との差別化を進めるために新たに赤身肉をブランド化して販売することや、全国の和牛の品評会で子牛の肉質が日本一となり、去年、病死した県産の種牛「白鵬85の3」に代わる後継となる種牛の造成を進めることなどを盛り込みたいとしています。


県ではJAや畜産農家などで作る専門部会で見直し案を協議し、ことし12月末までに計画を改訂する方針です。


県畜産振興課は「業界全体に停滞した雰囲気があるなかで、さまざまな取り組みを計画に盛り込んで鳥取和牛を盛り上げていきたい」などとコメントしています。【情報提供:鳥取NEWS WEBより

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和牛肉 売り込み活発で相場上向く 高級部位に引き合い、一頭買いも


食肉卸業者と実需がタッグを組み、和牛肉の売り込みを活発化させている。予算額が前年度比3倍以上に拡大した国の事業を活用し、食肉卸業者は和牛枝肉の調達を強め、低迷していた枝肉相場も上向く。高級部位の取り扱いを始めたり、和牛枝肉を一頭買いしたりする実需も出てきており、年度を通じた盛り上がりに期待がかかる。



農水省は、和牛の需要開拓に向け、食肉卸業者と小売りや外食といった実需者が連携した販売促進の取り組みを後押ししている。両者間でキャンペーンなどの計画を立ててもらい、実需者への販売量に応じて食肉卸業者に助成する。


販促支援の予算大幅増


物価高騰による和牛の消費低迷を踏まえ、2024年度の補正予算では前年度の3倍超となる170億円を措置。同省によると、「予算を大幅に増やしたが、それを超える多くの要望が来た」(食肉鶏卵課)という。


背景には、予算の増額による支援内容の拡充があるとみられる。例えば、食肉卸業者から実需者に販売された和牛のうち、ヒレやリブロースなどのロイン系部位では、1キロ当たり1800円の助成が受けられる。前年度では、同1600円で12・5%増額した。農畜産業振興機構(alic)によると、24年度のサーロインの平均卸値(A5・和牛去勢)は同約7000円だった。支援を活用することで、4分の1賄われる。新たにロイン系以外の部位でも助成を受けられるようにし、同600円とした。


焼き肉店などへ和牛を販売する大手食肉メーカーは「3、4等級の取り扱いが多かった店が、5等級の和牛を買ってくれるようになった」と支援活用のメリットを語る。さらに、「新たに一頭買いを始めてくれた」(同)など、和牛の売り込みに期待がかかる。

 

低迷していた枝肉相場も回復傾向だ。建値となる東京食肉市場の5月の加重平均価格(A5・去勢、14日時点)は、前年比67円高の1キロ2558円。24年は1キロ200円程度前年を下回る月もあったが、支援活用の申請が集中した2月は前年並みにまで回復し、5月はもう一段上げている。


都内のスーパーでは、ブランドを指定した和牛販促フェアを開催するなど、年度を通じた盛り上がりに注目が集まる。【ヤフーニュース内 日本農業新聞より】

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青森県 県産黒毛和牛 特産化へ「第1久桜」を基幹種牛に指定


黒毛和牛の特産化を目指す県は霜降りの割合が高いことなどが特徴の「第1久桜」というオスのウシを、繁殖を推奨する種牛に新たに指定しました。


生産者に活用を推奨する基幹種牛として県が新たに指定したのは、横浜町の生産者、古川亮さんが生産した「第1久桜」です。


「第1久桜」は霜降りが多い肉質で全国的に知られる「安福久」と肉の質と量がともに高い血統を持つメスの牛をかけ合わせて生まれました。


県が行った検定では、霜降りの割合や5段階の格付けで最も品質がよい5等級の肉の割合が県の歴代の基幹種牛と比べて最も高いということです。


「第1久桜」の精液は今月から県内の生産者向けに販売が始まっていて、県畜産課は「県内の生産者に多く活用してもらうことで、県産の黒毛和牛の特産化やブランド化につなげたい」としています。【青森NEWS WEBより】

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