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  • 執筆者の写真Y Sakuyama

6月 食肉の需給動向

今年の関東甲信越地方の梅雨入りは例年より遅くなり、6月中旬の16日頃になるとの事です。梅雨入り前のカラっとした空もあと少しの間となります。梅雨に入るとカビや食中毒といったリスクが高まります。弊社でも、食品の安心・安全を第一に考え、まな板から包丁に至るまで手洗い消毒、食品衛生に徹底したリスク管理して参ります。皆様の笑顔ある食卓の一助になれれば幸いです。

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食肉の需給動向



 食肉の需給動向には、食肉の需給及び枝肉卸売価格等の図表を掲載しております。


以前に掲載しておりました需給動向等の情報については下記リンクをご参照ください。





情報発信元:農畜産業振興機構 畜産振興部 ***************************************************************

【令和6年6月の需給展望 豚肉】

相場下げ要因少なく700~720円の高値予想、末端需要は不振


〈スソ物中心の動き、消費動向読めず波乱含み〉

5月の豚枝肉相場は、月後半にかけて1日当たりの出荷頭数が6万頭を割るまで落ち込んだことで相場は急騰し、5月4週目の東京市場は早くも上物で700円(税抜き、以下同)を超えた。さらに、5月26日に栃木県で豚熱(CSF)が発生したことが豚価高騰に拍車をかけ、5月最終週には700円台後半、関東3市場でも750円前後まで上昇した。昨年は6月2週目に700円台に上昇したが、ことしは約1週間前倒しで700円相場が到来した。

問題は、これから梅雨入りを控えるなかでこの高豚価がいつまで継続するかだ。末端需要は依然としてスソ物が中心で、ウデ、モモ、ひき材はモノが足りない状況が継続している。これに対してロース、カタロース、バラの中部位は荷動きが弱く、枝高・パーツ安という逆ザヤが深刻となっている。昨年は6月2週目に700円を超えた豚価も、梅雨入りしたタイミングで6月中旬には600円前後まで下落した。末端需要の弱さから、ことしも中旬にかけて下げに転じるとみられるものの、前年と違って出荷頭数が少ないため、下げても小幅にとどまる可能性が高い。非常に読み難い情勢だが、月間平均で700~720円とみられる。


〈供給見通し〉

農水省が5月22日に発表した肉豚出荷予測によると、6月の全国出荷頭数は前年同月比1%減の130.9万頭と見込んでいる。1日当たり6.5万頭の計算になるが、昨年の猛暑による種付け不良や、PRRSなど疾病による流産などで各地の出荷者も生体の在庫が少ないようだ。産地食肉センターでは生体が集まらず、東日本を中心に市場買いが増えているという。問屋筋にしてみれば、産地指定・銘柄指定の関係で既契約分を集めなければならず、今後の出荷・上場次第では末端需要と関係なく相場が上昇する可能性が高い。ことしの梅雨入りは平年よりも遅いと言われるが、多湿による餌の食い込みの低下や、PRRSなど呼吸器系の疾病で実際の出荷はさらに低下する可能性もある。先月は栃木県と岩手県で豚熱(CSF)が相次いで発生したが、いまは野生イノシシの活動が活発化する時期となっており、豚熱の再発のリスクも懸念される。

農畜産業振興機構の豚肉需給予測によると、6月のチルド豚肉の輸入量は同4.3%増の3.2万t、フローズンが同2.5%増の5.2万tと予想している。輸入品も円安、外貨高でコストが上昇しているが、7月にかけて国産からの代替需要が強まることも考えられる。


〈需要見通し〉

異例の高豚価が継続しているなか、問屋筋のパーツの販売は苦戦を強いられている。国産は中部位の荷動きが悪化しており、とくにロースが弱い。その半面、豚小間・切り落としで使うウデ、モモ、ひき材の引合いが強く、在庫もひっ迫している。このため、パーツ相場は、スソ物で900円前後の“お断り価格”まで上昇し、バラとほぼ変わらない価格となっている。ロース、カタロースは何とか4ケタ台の相場を維持しているが、賞味期限の短いものなど3ケタ台の相場も散見される。生活防衛意識の強まりでひき材の需要も強く、大貫正肉も700円台の唱え値をつけている。

気象庁の季節予報によると、6月後半の気温は平年より高い日が多いとされており、梅雨と相まって蒸し暑い日が続くとみられる。「父の日」以外はこれといったイベントもなく、量販店の精肉販売も、生姜焼きや冷しゃぶ、カレー用などの品揃えが中心となりそうだ。


〈価格見通し〉

6月3日の東京市場の枝肉相場は上物で761円となった。前市から13円値下がりしたものの、前年よりも50円強高値にある。今後、相場の若干の中だるみが予想されるものの、月間通して出荷・上場頭数は少ないとみられ、前年よりも下げ幅は小さく、月間平均では700~720円とみられる。大貫物も600円台の高値を維持しそうだ。問屋筋では、中部位の在庫圧迫、採算割れが懸念される半面、消費者の節約志向の強まりなど末端消費の動向も読み難く、波乱含みとなっている。〈畜産日報2024年6月4日付〉

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【令和6年6月の需給展望 牛肉】


目立つイベント少なく末端需要は苦戦予想、荷動きはスソ物中心、輸入牛肉のコスト高でホルス堅調


外食・地方需要を中心にゴールデンウィーク(GW)期間中の末端消費はまずまず動いたが、連休明け以降の末端需要は日を追うごとに悪化した。5月末時点では、ロースなどの高級部位の動きが止まり、売れ筋は切り落とし用の低級部位という状況となった。GW以降も、夏日の日が多かったものの、やはり消費者の生活防衛意識が強く、輸入品を含めて単価の高い牛肉の消費は伸び悩んだ。このため、5月末の枝肉相場は、和牛去勢A5は2,400円台を維持したものの、A4は2,000~2,100円で推移、5月の相場としては過去10年で2014年(平均1,875円)に次ぐ安値となった。これに対して交雑種は去勢B2の場合、4月には1,500円台を付けるなど加熱相場となったが、5月も1,400円半ばと堅調を維持した。

例年、6月は梅雨入りで需要が低迷し、相場も下げに向かう時期となる。ことしは全国的に平年よりも遅めの梅雨入りと予想されているが、「父の日」以降はこれといった販促イベントもなく、ことしの6月は厳しい相場展開となりそうだ。


〈供給見通し〉

農畜産業振興機構の牛肉需給予測によると、6月の成牛出荷頭数は8万3,600頭(前年同月比6.0%減)としている。このうち、和牛が3万9,000頭(同4.0%減)、交雑種が1万9,500頭(7.6%減)、乳用種2万3,900頭(7.2%減)といずれの品種も減少が見込まれている。今後の枝肉相場の動向次第では出荷控えの動きが出てくるものとみられる。牛個体識別情報によると、乳用種去勢は9,200頭程度とみられ、前年の1.1万頭を大幅に下回るとみられる。

一方、6月の牛肉の輸入量は、チルドが1万5,900t(3.6%減)、フローズンは2万6,900t(0.8%減)と見込まれている。末端需要が弱いなかで、円安と外貨高の影響で供給量は限定的で、各パーツ相場はさらなる高値が予想される。


〈需要見通し〉

5月の連休明け以降も夏日が続いたことで、週末は焼肉用も比較的動いたようだ。それでも、下旬になるにつれて鈍化し、末端需要はスソ物の切り落としや煮込み用などが中心となった。交雑、乳用種のロースは、「母の日」のステーキでソコソコ動いたものの、こちらも下旬になると一服、浮遊玉も散目されるようになった。6月に入ってもこの傾向は続いており、今後は梅雨入りも控えるため、よりスソ物中心の展開になると予想される。とくに和牛はブリスケやモモ系に需要が偏り、パーツ相場も高値を維持しているものの、不振のロースは価格対応でしのぎ、カタロースは年末に向けた凍結回しで荷を回している状況だ。ホルスは輸入牛肉のコスト高からロースを除いて引合いは堅調だが、出回り量が限られるため、既存の顧客への販売で精一杯となっている。そのため、交雑の下位等級を提案するものの、GW前の状況とは異なり、一部は豚肉・鶏肉に需要が流れている。6月から食品や電気料金、医療費の値上がりで家計の負担が大きくなっており、梅雨入りと相まって、牛肉の販売は例年よりも厳しいと予想される。「これだけ和牛の枝肉相場が下がっているのだから、末端も思い切った売価で売らないと」(卸筋)と、需要喚起を求める声も。


〈価格見通し〉

6月の枝肉相場は、最近の需給の動向から見る限り、「相場の上げ材料は乏しい」との悲観的な見方が多い。ただ、「GW前にかけて、ようやく相場が追い付いてきたため、6月は何とか価格を維持して、7月以降の需要期に持っていきたい」という声も多く、実需と関係なく枝肉相場は一定レベルを維持する可能性もある。こうした状況からすると、6月の平均相場はやや軟調も、和牛去勢A5等級で2,400円前後、A4で2,100円前後、A3で1,900円前後、交雑種去勢B3で1,500~1,600円、同B2で1,400~1,500円、乳雄B2で1,000円前後と予想される。〈畜産日報2024年6月5日付〉

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素牛取引成績

肉用和牛



〈JACC NET より〉

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公益財団法人 日本食肉流通センター 公表



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気になるニュース


アメリカ産牛肉高騰で“豪州産”に注目 「和牛と海外産の値段変わらない」 割安感も価格高騰に警戒


鉄板の上でジューっと音を立てる、分厚いサーロインステーキ。

ジューシーで、甘みのある味わいが特徴のアメリカ産牛肉が人気のステーキ専門店「市ヶ谷テキサス」。


しかし今、価格高騰の波が押し寄せ、店のオーナーが悲鳴を上げる事態に。市ヶ谷テキサスの近藤秀士店長は、「アメリカ産牛肉が特に値段が上がって、大変苦労している」と語る。


アメリカ産牛肉の仕入れ価格は、ほぼ毎月のように上昇し、そのため2024年3月に、ほとんどのメニューを2割から3割ほど値上げに踏み切ったという。


近藤店長は、「(ランチタイムは)100名以上のお客さまが来ていたが、値段が上がったことにより、80名程度に落ちてしまった」と語った。


アメリカ産牛肉が高騰する中、“ある牛肉”に注目が集まっている。


株式会社藤森畜産の代表取締役、藤森秀浩さんは、「オーストラリア産のお肉です。アメリカ産よりも、安くて買い求めやすい」と語る。


外国産牛肉は、いずれも値上がりを続ける中、アメリカでは特に干ばつなどの影響で、生産量が減少したことで値上がりに拍車がかかる一方、オーストラリア産の牛肉の生産は好調で、その分、価格が抑えられているという。


「ビーフアップトーキョー」は、店長が厳選したオーストラリア産牛肉を扱うステーキ専門店。


店長の山下耕司さんは、「(アメリカ産よりも)オーストラリア産の方が値上がり幅が小さい。オーストラリア産は他の牛肉と違い、赤身が多くてさっぱり食べられるのが魅力」と語る。


しかし、精肉店によると、オーストラリア産牛肉の輸入を一部禁止していた中国がその制限を解除したことにより、今後、中国での需要がさらに高まり、価格高騰の波が押し寄せる可能性があるという。【ヤフーニュース内 NFFプライム オンラインより】


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6月 畜産物(食肉)の需給予測及び需給動向

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