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  • 執筆者の写真Y Sakuyama

5月畜産の動向

ゴールデンウィークが明けました。仕事モードへの切り換えで、どこか体がついていかないっていうお悩みもあろうかと思います。新入社員の方は五月病にご注意下さい。休まずお仕事をしていた方、コロナも終息し繁忙期になった方、お疲れ様でございました。

さて、焼材の本格シーズン、ニュースで各地のBBQ事情が報道されておりました。BBQ後のゴミの持ち帰りや環境の問題も考えて楽しい時間を満喫したいですね。

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5月 畜産の動向




情報発信元:農林水産省公表

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食肉販売動向調査結果について


農畜産業振興機構では食肉の販売動向を把握するため、年に2回、卸売業者や小売業者(量販店および食肉専門店)の協力を得て、食肉の取り扱いや販売見通しに関するアンケート調査を実施しています。


今回、2023年度下半期(2023年10月~2024年3月)の実績および2024年度上半期(2024年4月~9月)の見通し等について調査を行いましたので公表いたします。



情報提供:農畜産業振興機構 畜産振興部 (担当:畜産流通課)

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【令和6年5月の需給展望 豚肉】

節約意識でスソ物中心の動き、中部位の不振が深刻に


〈出荷頭数の減少で相場は580~590円の展開か〉

ことしのゴールデンウィーク(GW)は、アフターコロナ社会となり、全国各地の観光地・行楽施設では多くの人出に恵まれ、外食需要は好調だったとされている。対照的に小売需要はパッとせず、外出や外食への支出増の反動から、日常使い品の豚肉の売行きは都市部・地方ともに振るわなかったもようだ。4月後半のパーツの荷動きも、依然としてウデ・モモのスソ物中心となり、ロースをはじめ中部位は、GW直前になっても改善しなかったという声が多い。一方、枝肉相場は出荷頭数が少ないなかで、スソ物を確保するため枝肉を集めることとなり、関東3市場の枝肉相場は4月4週目に600円台(上物税抜き)を付け、最終日の4月30日には639円に達した。

5月は基本的にGWの出費の反動で消費者の節約志向が一段と強まる流れにある。この状況は本来、豚肉にとって追い風といえるはずだが、生活防衛意識の高まりで、豚小間など単価の安い商品に集中するとみられ、中部位の販売は苦戦を強いられそうだ。これに対して、5月の全国出荷頭数は昨年の猛暑の影響で少ないとみられており、需要とかい離した相場展開となりそう。もっとも、この末端需要の弱さが中旬以降の相場に影響し、500円台半ばまで値下がりする可能性も高い。このため、前月から上げても例年よりは小幅な上昇になるとみられ、5月の平均相場は上物税抜きで580~590円と予想される。


〈供給見通し〉

農水省の肉豚出荷予測によると、5月の肉豚出荷頭数は前年同月比2%減の133.2万頭としている。GW明けの2週目は1日当たりの出荷が多いが、3週以降は徐々に減少し、下旬には1日当たり6万頭前後の日も出てくるとみられる。産地では昨年の記録的な猛暑による受胎率の低下の影響がみられ、当初の出荷計画を1割程度下方修正している生産者も増えているようだ。地域によってはPED(豚流行性下痢)の発生も聞かれる。

また、気象庁の季節予報によると、向こう1カ月(5月4日~6月3日)の気温は全国的に平年よりも高い日が多いとしている。出荷適齢を迎える母数(在庫)自体が少ないうえに、暑熱による増体不良のダブルパンチとなり、今後の出荷・上場頭数の動向が枝肉相場にどう影響するか注目されるところ。農畜産業振興機構の豚肉需給予測によると、5月のチルド豚肉の輸入量は3.2万t(前年同月比8.7%減)、フローズンが4.7万t(同13.8%減)と、ともに外貨高・為替の影響で前年実績を下回るとみられ、当面、市中在庫のひっ迫感が続きそうだ。


〈需要見通し〉

輸入量の減少とコスト高もあり、国産豚肉の需要は基本的に堅調と予想される。しかし問題は“売れる部位”だ。消費者の生活防衛意識は根強く、量販店で売れるのは単価の安い豚小間などが中心で、ロースの切り身やバラのスライスといった比較的単価の張る商品の売行きは弱いようだ。実際にGWが明けた後も末端からの発注は少なく、スソ物やひき材など安価な商品に集中しているという。ロース、バラに加え、在庫ハンドリングの良いカタロースの荷動きさえも弱く、いまの豚価水準では凍結回しなどできないため、問屋筋では価格対応やスソ物とのセットで何とか納入してもらっている状況だ。それでも、今後の末端消費次第では投げ玉が発生する可能性もある。ひき材も大貫正肉では700円台後半の加熱相場となっている。解凍品を含めた輸入品もコスト高で価格訴求が難しく、中間流通にとっては国産・輸入ともに厳しい商いとなりそうだ。


〈価格見通し〉

連休明け後の5月2週目は出荷・上場頭数が増加する半面、前述の通り、中部位を中心に需要が弱く、補充買いの動きも少ない。5月は例年、出荷頭数の減少に伴いジリ高で推移するパターンとなるが、ことしは枝高・パーツ安による逆ザヤ拡大から、中旬にかけて相場が下落する可能性があり、中旬と下旬の価格差が大きいとみられる。現段階では、上旬と下旬は上物税抜きで600円前後、中旬は500円半ばまで下げることで、月間平均580~590円前後と想定される。

〈情報提供:畜産日報2024年5月8日付〉

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農研機構、和牛の近交度をゲノム情報で評価する技術を開発


農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は2024年4月10日、和牛(黒毛和種)の近親交配の度合いを示す「近交度」を、ゲノム情報によって評価する方法を開発したと発表した。和牛の大半を占める品種の黒毛和種では、品種改良のために近親交配を続けた結果として、近交度が高まっている。そのため将来的には死産や不妊、子牛の発育不良などのリスクが高まると懸念されている。今回開発した評価法では、個体間のゲノムの一致度から近交度を推定した。今後、ゲノム情報を利用して近交度を考慮した交配を行うことで、和牛の繁殖を安定させる効果が期待される。論文は2023年7月5日、BMC Genomics誌に掲載された。


【日経バイオテクより】


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気になるニュース

牛肉のおいしさを視覚化 和牛の品種開発にも 福島大学


福島大学などの研究グループは牛肉の赤身に入るサシの部分に肉の味や香りに関わる「ラクトン」と呼ばれる成分が多く含まれることを突き止め、「肉のおいしさを評価する新しい技術や、和牛の品種開発につながる知見だ」としています。


福島大学の鹿野仁美研究員の研究グループはレーザーを当てて物質の中の成分を視覚化できる「イメージング質量分析装置」と呼ばれる機器で、福島牛の肉を分析しました。


その結果、赤身に入る脂身のサシの部分に「ラクトン」と呼ばれる、甘い香りがする成分が集中して含まれていることがわかりました。


研究グループによりますとこれまでラクトンは牛肉の味や香りに関わる重要な成分とされてきましたが、今回、実際の肉の組織中にどのように分布するかが初めてわかったということです。


このため、牛肉の中にラクトンがどれだけ含まれるか画像から測定できる技術の開発につながるとしていて、この技術を使えばラクトンがたくさん含まれる牛がわかり、より味や香りのよい和牛品種の開発にも役立てられる可能性があるとしています。


鹿野研究員は「ラクトンは和牛特有の甘い香りの物質で、福島牛を分析してこれを検出することで、香りを正しく評価できる。この技術をブランド化向上に活用できたらいいなと思います」と話していました。 (福島 NEWS WEB より)

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4月食肉の需給動向

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